升かね

升かねの歴史

約150年以上前、江戸末期の慶応時代に枡屋兼次郎が、東京日本橋に鰻や天ぷらの料理屋を出したところから【升かね】は、始まりました。

近代日本の時代や文化といった激流に翻弄されながらも日本橋から麻布に店舗を移設し、戦後直後は料理屋の需要の兼ね合いから、神奈川県川崎市中原区新丸子に店舗を移設し、今に至ります。

現在、5代目店主が約150年以上続く和食の伝承者として、受け継がれてきた秘伝の味をお客様にお届けしております。

升かねの志

鰻や天ぷらの料理屋を始めたその頃から継ぎ足してきた秘伝のタレ。関東大震災や第2次世界大戦を潜り抜けてきた秘伝のタレと受け継がれてきた確かな和食の技で、お客様を伝統の味でお迎えすると同時にその他のことについても心掛けていることがございます。

升かねでは、老若男女のお客様、地元のお客様、一見のお客様など関係なく、本格的な和食を気軽に美味しく食べてもらいたいといった志から始まり、料理はその時の季節によって旬な素材をご提供し、天ぷら、刺身、煮物など色々な和食を少しずつ召し上がってもらいたいといった心情にてお料理をご提供しております。

奇をてらわず、普通のことを普通に、当たり前のことを当たり前に熟すことを心がけています。刺身のツマも機械で切るのではなく、桂むきをしてから行うなど毎日の食事だからこそ丁寧な手作業に拘ります。

升かねで調理される鰻は国産もの使用し、その他の刺身や天ぷらで使用する魚介類は、養殖物ではない天然物にこだわって仕入れています。また、店主が築地を実際に歩き、そして目利きした魚介類を毎朝仕入れております。高級魚と呼ばれるキンキやのどくろなどもお手ごろな価格で提供しております。

店舗紹介動画

伝統受け継ぐ料理人

小林英俊(コバヤシヒデトシ)

昭和37年生まれの神奈川県出身。約150年以上代々受け継がれてきた和食料理店の後継者として生まれ、中学生の時から升かねの手伝いを始める。19歳からは厨房で伝統の味と技を学び、料理人としての腕を磨きあげる。

現在は【和食 升かね】の5代目店主として、志やこだわりを持ってお客様へ美味しい和食をご堪能していただくため、日々勉強しております。昔ながら引き継がれてきた秘伝の味を守りつつ、旬の食材を取り入れた和食で、皆様のご来店をお待ちしております。

TOP > 升かねについて